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スタッフ改造計画~マリナ編
みなさん、こんにちは!
BANQUETの下薗です。
新春一発目として、今回は
スタッフ改造計画第2弾ということで
マリナのビフォーアフターをお送りしたいと思います。
前回同様、ケアブリーチを使用していきたいと思います。
前回はレオナの改造計画でしたね(^o^)
みなさんは見てくれましたか?
こちらです。
https://www.hair-banquet.com/blog/946
さてさて今回はマリナのカラーをしたのですが
なかなかな問題が生じました。
結果的には綺麗なカラーになったのですが
何が起こったと言うのでしょうか。。?
髪の毛を青にするには?
今回のマリナのリクエストが【青いろ】です。
日本人の髪に【青】を入れるのは
赤を入れるよりも10倍は難しいと僕は勝手に
思っております。
その理由というのは
派手髪スキな人には簡単ですよね?
なぜかというと。。
髪の毛の本来の姿は
髪の毛のいは『メラニン色素』というのがあります。
以前も書きましたがこの、
メラニン色素というのは赤く、そして黒く見せます。
日本人の髪の毛の色素はこの
メラニン色素(ユウメラニン)が多く配合されているからです。
このメラニンが髪の毛を青くするのに非常に邪魔をするのですよ~。
黄色+青はミドリ??
最初にもお話をしましたが【青色】を髪の毛で表現するのは
赤よりも難しいと言いましたがそれを言葉でお話していきますね。
色には色相環というものがあり色は隣り合わせで変化していきます。
赤→オレンジ→黄色→黄緑→ミドリ→青→紫→赤
というような感じでざっくりですが表していきます。
僕たち美容師はこの色相環を考えて
お客様のカラーを作っていくのです。
そしてお気づきになられましたか?
赤と青はほとんど真向かい側にあるのです!
どういううことかというと
赤(黒髪)を青にするのはブリーチでメラニン色素を
しっかりと破壊していかないといけないのです。
実際に髪の毛がブリーチをして色が抜けていく行程が
こうなるわけではありませんが、
ブリーチで黄色く抜いても
その黄色さがオレンジ寄りであるときれいなブルーにはならず
ミドリになってしまうことがあります。
なのでブリーチの抜け加減はきちんと見極めないといけません!
きれいな色味を入れるにはとっても簡単なことではないのです。
実際に青を入れてみて
このあと実際に髪の毛が
青に変わるのを見ていただくのですが
青が難しいと言うのは入れる時だけではなくて
"入れた後"も実は大事になってきます。
それはなぜか。。?
青は髪に本来無い色味の代表なので簡単に抜けてしまうのです。
そう、色落ちが激しいのです!!
なので注意するべき点は使うシャンプーです。
髪にない色素を補うのにカラーシャンプーを普段から
使ってあげると長持ちします!
もちろん市販品を使うとせっかく入れたカラーも
苦労して入れた【青】も外へダダ漏れなのです。。
なので市販のシャンプー選びはちょっとお待ちなってくいださいね。
ブリーチをした髪の毛は特にって感じなので
悪しからずです。。
はい、ではマリナの髪がどのように変化していくのか
はたまキレイに青は入ったのか見てもらいましょう!!
まとめ
いかがでした?
キレイに青が入っていませんでしたか?
実際に青にしたい人ってどれくらいなのかって
言われたらかなり少ないと思います。
僕は一度やったことはありましたが肌の色に合わず
そのあとにやったミドリの方が気に入りましたね笑
青に限らず、カラーの色をキレイに表現することは
簡単ではありません。
なので青でも、赤でも、ミドリでも、何でも髪に入れる時は
髪の状態とご相談しながら、
もちろん髪に対する思いやり(ホームケア)も
忘れないで欲しいなと思います。
新年に入り、平成も終わり、髪を変えるなら今です!! 笑
冗談はさておき、今年も美髪情報やヘアスタイル、派手髪の情報を
ドシドシ載せていきたいと思います!
では、また来週!!